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随分前にブログで洋服のデザインは
過去のアーカイブから引っ張りだして
アレンジした物が殆どであると書きました。
1930年代-60年代のファッション雑誌
ストックしているクリエーターは
その中の当時を服からアイデアを
デザインするようです。
軍用時計はどうでしょうか?
こちらはミルスペックがあります。
時の政府=お役所が定めたスペック
で生産し、それに基準が満たない
場合は採用されません。
ムーブメントの規定や
細かい寸法やマーキングも
決まっています。
ですからそれらを請け負って
生産した時計メーカーは
どこも似通った物になるのです。
それはそのまま復刻版でも言えます。
やはりとても似通った物になります。
その上で独自の主張を少し
盛り込んだり、現代バージョンに
アレンジしたり。
例えばMWCのW10は1940〜60年代の
英国軍使用の復刻です。
![](https://img20.shop-pro.jp/PA01195/778/etc/o0640048014114109378.jpg?cmsp_timestamp=20180301204625)
こちらがオリジナルのハミルトン
![](https://img20.shop-pro.jp/PA01195/778/etc/o0736073614114110803.jpg?cmsp_timestamp=20180301204851)
こちらオリジナルのスミス![](https://img20.shop-pro.jp/PA01195/778/etc/o1280096014114108755.jpg?cmsp_timestamp=20180301204943)
このようにオリジナルの12時マークは
例の三角ですが、MWCは数字の12です。
また、MWC竜頭はやや長く円筒形ですね。
この竜頭がオリジナルよりカッコいいと評判です。
これはMWCにとっては嬉しい事ですね。
次回も続きです。
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