|
最近MWCもサファイアガラスの風防
を採用しているモデルが増えてきました。
釈迦に説法かもしれませんが、
風防の種類を簡単に整理しましょう。
1.サファイアガラス
サファイアクリスタルとも呼びます。
これは天然のサファイアではなく、
人工のサファイア粉末から作られています。
天然のものと同じ強度。
サファイアの利点はこの強度による
傷のつきにくさに有ります。
難点は硬度が高い分、
もろくて衝撃で 粉々に砕けてしまいます。
あとは、コストが高く加工が難しいなど
の問題もあります。
現代では高級時計の殆どに採用されています。
MWCでは 2018年10月18日現在
・1000mダイバー
・300mサブマリーナの一部
・ナビゲーター
・MKIIIのステン色
等にサファイア風防が採用されています。
2. ミネラルガラス
これはいわゆるガラスです。
MWCでは強化ミネラルガラスを採用していますので
何かしら加工が施されているのでしょう。
一般にはクリスタルガラス、ハードレックスなど と呼ばれます。
利点は加工のしやすさとコストが安い。
難点は傷がつきやすく、欠けやすい。
MWCでは 2018年10月18日現在
・G10
・300mサブマリーナの一部
・W10 の一部
・A17
にミネラルガラスが採用されています。
3. アクリルガラス
これはプラスチックのことでプラ風防といえば
このことです。プレキシーグラスも同じですが、
これは商標名。
軽量で加工しやすく安価。
ただし傷がつきやすい。
反面プラ風防は少しの傷なら研磨で
落とせるという利点もあります。
MWCでは 2018年10月18日現在
・A11
・ベトナム戦争モデル
・W10の一部
などにアクリルグラスが採用されています。
どれにも 『ガラス』と言う言葉が使用されて
いるのでややこしいですね。
まとめると:
・サファイア
・ガラス
・プラ
この3つです。
トップページに戻る→こちらから。
|