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1987 Hamilton GG-W-113
今や定番人気のベトナム戦争モデルGG-W-113は
どういう風に歴史に姿を表したのか?
ベトナム戦争以来、米空軍はGG-W-113のスペックに
基づく軍用時計をパイロットに支給してきた。
これらの時計は政府との契約により様々な アメリカの時計メーカー
Benrus (ベンラス),Hamilton (ハミルトン)
Waltham(ウォルサム)などによって生産されてきた。
GG-W-113はミルスペックMIL-W-46374に基づき生産され
多くが陸軍兵士に支給されてきたフィールドウォッチに 非常に似ていた。

MIL-W-46374
GG-W-113はそれと同じケース同じ針、 24時間表記に
黒いダイアルしかも両方とも手巻き であった。
異なる点はGG-W-113にはハック機能があり、
MIL-W-46374にはなかった。(1980年代半ばにハック機能が搭載)
夜光塗料の放射性物質の有無を表すH3とプロペラマーク
が外された、それにより視認性が向上した。
また、GG-W-113にはオリーブカラーのストラップではなく
ブラックが付与されていた。

1987 Hamilton GG-W-113
諸説あるものの、GG-W-113は空軍パイロット用で
あったため 何より視認性の向上に注力されたのだと思われる。
さて、それではMWCのGG-W-113はどうか?
クラッシックなブラックダイアルに24時間表記
のインナーリング、60秒刻みのアウターリング
マット仕上げのステンレスケースなど
GG-W-113のレプリカとしてはベストな仕上がり
である。
ムーブメントは日本が世界に誇る
セイコー製自動巻24石のNH35A。
こちらは手巻きではなく自動巻にアップグレード
もちろんハック機能つき、スリップファンクション
も搭載で、巻き上げすぎてゼンマイを壊すこともない。
まさに、ヴィンテージとモダンの融合である。

MWC GG-W-113
詳細はこちらから→GG-W-113 ベトナム戦争モデル
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