バネ棒は時計ベルトを交換する際に便利なパーツです。
ほぼどんなベルトも使えますね、
ただしヴィンテージウォッチはほぼ固定バーでした。
当時は必然的に1本通しのキャンバス、革、ナイロン
でしたね。
バネ棒の発明は素晴らしいのですが、
時計を正面や裏側から見ると瞭然なんですが、
ラグ近辺が構造上細くなってしまいます。
この華奢な感じを嫌う方もいます。
ラグ幅と同じベルトを装着する限りは
この細い部分も見えなくなりますので
一般的には全く問題はありません。
ただし敢えてラグ幅より細い幅のベルト
を装着する方にとっては気になるポイントでした。
それを解消したのがこの特殊なバネ棒です。
ラグのホールに入る部分だけが
細くなっており
装着すればほぼ細い稼働部が
隠れてしまいます。
まるで固定バーのように見えます。
これでベルトとラグの隙間部分も
本体バー部分と同じ太さになります。
ただし通常のバネ棒のように
工具を当てがいバネ部分を下げる
出っ張りもなく
一度このバネ棒を装着すると
今度取り外す際は
本体をニッパー等でカットする事になります。
つまり取り外し=廃棄となります。
その点をご留意の上
ゴールドフィンガーのショーンコネリー
よろしくお楽しみください。
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